【ホメオスタシスとコンフォートゾーン】無意識の超強力な力がかかる

私たちのまわりには常にチャンスであふれています。しかしその情報がスコトーマ(心理的盲点)で気付かないだけなのです。そのスコトーマを外すためにゴール設定をすることで重要性評価関数が書き換わり、RASが働き見えることが変わるのです。次々にゴール達成に必要なことに気づくようになっていきます。

【RASとスコトーマ】脳の仕組みを理解し、味方に付ける

◎超強力な無意識の力
しかし、ゴールを設定しただけでは現状を変えることは困難です。
なぜなら、私たちにはホメオスタシスという現状にとどめさせようとする無意識の力が働いているためです。ホメオスタシスとは体温を一定に保ったり、心拍数を平常に保とうとする恒常性を維持しようと働く恒常性維持機能のことです。
なぜ強力かといえば、現状の状態を保ち続けることが最も生命維持できるためです。
まわりの環境の変化の度に体温や心拍数は変動しません。一時的に変動はしてもその後は元の一定値に必ず戻ります。
そしてこのホメオスタシスは、個々の情報空間にも働いているのです。

◎良くも悪くもコンフォートゾーン
コンフォートゾーンとは言葉のごとく、「居心地のいい空間」のことです。自分が落ち着いていられる空間をコンフォートゾーンと言います。ただしこれは現状のことを言うのであって、良い悪いの判断はありません。
例えばゴミばかりに囲まれているゴミ屋敷の住人は、そこがコンフォートゾーンなのです。良くないと思っているかもしれませんが、無意識は慣れ親しんでしまっています。
逆に高級ホテル住まいが当たり前の人たちもいます。その人たちにとってはそこがコンフォートゾーンなのです。
もしもこの二人がそれぞれの生活をした場合、それぞれ居心地が悪くなってしまうのです。
高級ホテル住まいの人がゴミ屋敷に行ったら不快に感じるのは想像できるかもしれません。しかし、実際にはゴミ屋敷の人も高級ホテルに住み始めると、はじめは居心地の悪さを感じてしまうのです。

コンフォートゾーンとは慣れ親しんだ空間のことであり、良し悪しの判断ではないのです。
スポーツ選手であれば、国内しか回っていない選手がいきなり世界の舞台に出ていくと本来の力が発揮できないのはこのためです。

◎ホメオスタシスは情報空間にも働く
場違いを感じると、動悸や発汗や緊張などします。これは現状の慣れ親しんだコンフォートゾーンから外れたことによって起きるホメオスタシスの働きによるものです。場違いを感じることで元の慣れ親しんだコンフォートゾーンへ戻ろうと無意識が働くのです。
元へ戻れることができれば安心することができるのです。
このようにホメオスタシスは体という物理次元に対してだけでなく、心という情報空間にも働いているのです。
上記のように捉えれば、至極当然のことなのです。

コンフォートゾーンを変えない限り、ゴールを設定しても現状に戻ってしまいます。
これはホメオスタシスという強力な力による脳のからくりなのです。
逆にホメオスタシスを味方にするとゴールはどんどん達成されていくのです。

では、ホメオスタシスを移行させていく前に、セルフイメージについて話を進めていきます。
なぜなら、セルフイメージがあなた自身を作り上げているからです。そのセルフイメージには選択の癖があります。
簡単な例を挙げると「コーヒーにしますか?紅茶にしますか?」という問いに対していつも同じ飲み物を選択しているようなことです。
無意識の癖によって現状のコンフォートゾーンを強く肯定しているのです。
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【ブリーフシステム】無意識の選択を変える

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