【ゴール設定】“拘り”で全く異なる結果になる

コーチングは、「ゴール設定が全て」です。とても重要です。正しいゴール設定は、あなたの拘りの固まりなのです。その拘り、目標、ゴール設定次第で、進化の結果は大きく変わってきます。

今回は、少し視点を変えて趣味、仕事について見ていきます。ゴールと一言で言っても、何に拘るかによって結果が変わってくるのです。

趣味のゴール

私はサーフィンが趣味です。趣味なのでエンジョイサーフィンを心がけています。しかし、私にとってのエンジョイサーフィンは、「かっこいい、憧れ」を含んでいます。できるできないを問わず、かっこいい技に憧れを持っています。特に、カービングやリッピングなどのスプレーを大きく飛ばすことを目的としています。

友達の中には、「サーフィンをしている自分が好きな人」もいます。そのような人は、技術の上達はほとんどありません。ですが本人はそれで十分楽しいのです。仲間とサーフィンして身体を動かして、ご飯が美味しく食べられることで大変満足なのです。それもエンジョイサーフィンのひとつです。とことん楽しめばいいのです。

私にとっては、「かっこよくなくては」という拘りがありますが、それは私の拘りです。しかし、その拘りがあるからこそ、そのために必要なことが見えてくるのです。大きなスプレーを飛ばすには?スピードは?技術は?ボードは?拘りにRASが働くからこそ、そのために必要な情報が見えてくるのです。

ただし、楽な方へ行こうとする人もいます。道具や環境を変えていく人です。イージーな波や、イージーなボードへ移行していく人もいます。

私は自分自身が向上したい欲求があるので、ボードがベストであれば、そのために自分のレベルを上げていくようにしています。

私の友人で、38歳からサーフィンを始めた同級生がいます。しかもショートボードです。ショートボードは体力が必要なため、30歳を過ぎてから始めるのは厳しいと言われています。しかし、「ショートボードがやりたい」という理由からショートボードを始めました。そして先日、40歳で見事に一人で完璧なテイクオフをしていました。

コンペを目指すのであれば、また違った結果になってくるでしょう。若い人であれば、現代サーフィンを目指すでしょうから、エアーなどのプロ技術を練習する人もいるはずです。

趣味で括っても、人それぞれ拘りや目標は異なります。しかし、エンジョイ大前提(want to)の趣味ですら、その拘りや目標次第で、結果は、大きく進化することもあれば、ほとんど変わらないことにもなるのです。

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職業のゴール設定

憧れの職業の中には、「学校の先生」、「各種プロアスリート」などあるでしょう。ただしこれは、単なる職業であって、ゴール設定ではありません。

HOWが大事

「どのような~?」が大切です。「生徒から慕われる先生」や「知識が豊富な先生」などあるでしょう。これだけで、目指す方向が異なってくるのです。

アスリートも、「魅せる」ことに拘るのか、「記録」に拘るのかでも全く異なります。「絶対に勝つ」に拘っていれば、秀でたものがなくても、なぜか勝負強い選手になってしまうのです。

「How」はあなたの拘りと言えるかもしれません。“どのような”職業人を目指すかで、同じ職業でも結果は大きく変わってきます。

 

世界チャンピオンになる人は、「世界チャンピオンになること」がゴール設定なのです。そして、チャンピオン争いしている人達全員が、「世界チャンピオンになる」ゴール設定をしているのです。


慕われたい?知識量?両方?

 

大きく変わりたいのであれば、ゴール設定を意識する

趣味のようなエンジョイすることが大前提にあることでも、人それぞれの拘りによって成長の結果は大きく変わってきます。職業でも同様です。

このように捉えるだけでも、拘り次第で結果が大きく異なっていくのは目に見えてくるでしょう。ですから目指すポイント次第で、結果を大きく変えていくことが可能なのです。それがゴール設定なのです。

どこを見ている(ゴール、目標、拘り)かで、大きく変わってくるのです。

 

want toが大事

知り合いの元プロサーファーは、アマチュアからプロになりたての頃、スポンサーへの結果を出すことに精一杯で、好きなはずのサーフィンが楽しめなくなっていたそうです。

その頃の彼のゴール設定は、「スポンサーの為に結果を出さねばならぬ(have to)」になってしまっていたのです。

結果に拘りを持つことは大切ですが、“want to”が大前提です。「結果を出したい」である必要があるのです。

拘りは重要ですが、その拘りは人それぞれ譲れないwant toの拘りが重要なのです。

have toはブレーキ、want toはアクセル

職業としているがために、試合があれば気持ちが乗っていなくてもやらねばならぬこともあるのでしょうが、have toでは、ブレーキをかけてしまいます。当然クリエイティブなはずのアスリート脳は機能しません。

その場合、have toの原因を探る必要があります。何かしらの不安があるはずです。しかし、不安とはほとんどが不安がる必要がないことはないのです。

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逆にwant toはアクセルです。「やってやろう」となるのです。そして、普段は思いつかないようなことまで天才的に頭が働きだし、アスリート脳として機能していくのです。能力を100%発揮したいのであれば、want toで臨みましょう。

 

今回は、趣味は職業から、拘り、want to ゴールについて捉えてみました。あなたはどんなことに拘りを持っているでしょうか。あなたが譲れない強い“拘り”があれば、そこへRASが働いています。拘りは、あなたのモチベーションを左右します。とことん突き詰めたゴールを設定してみてください。

 

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齋藤慎治:アスリートマインドデザイナー、アスリート専門パーソナルコーチ。1979年生まれ。プロ、実業団、アマチュア、高校部活動など数多くのアスリートへのコーチング実績あり。趣味はサーフィン、サックス。http://athleteminddesign.jp/───────────────────────────